School Life

毎週月曜日は
週間テスト
不合格ならば再テスト
休日はアルバイト
遊ぶ暇はない
大学に行きたいから
頑張るしかない

当校は三原で日本語教育をはじめて30年以上になります。多くの外国人留学生が日本語能力試験に合格し、日本の大学院、大学、短大、専門学校に進学し、日本で就職した人、起業した人、帰国して日本語を生かす仕事に従事した人など多くの卒業生を送り出してきました。しかし、彼ら彼女らの留学生活は決して楽なものでなく厳しい毎日でした。それでも、「日本で高度な教育を受けたい」「より高度な知識や技術を身につけたい」という思いで頑張ってきたと思います。文化も習慣も学力も様々な学生たちですが、日本で最初に入学する学校として、その責務を果たしていかなければならないと考えています。

Spring

日本での生活がはじまりました。プレイスメントテストがあり、日本語のレベルに応じてクラスが決まります。その頃、学校のそばの川沿いの桜は満開を過ぎて、少し散り始めていますが、お花見をします。日本に来て、初めて体験する日本の文化がお花見です。学校で桜餅を食べ、先輩たちとの交流会があります。日本語で自己紹介をするのはとても難しいです。アルバイトは入学後1ヶ月は禁止となっています。まずは、勉強と日本の生活に慣れることが大切だという学校の考えからだそうです。アルバイトを始めるのは日本でいうゴールデンウィーク明けぐらいからです。先生からアルバイトは学校の授業があるときは週28時間までといわれています。最初は日本語がうまくないので、日本語のあまり必要のない仕事しかできないですが、上手になったらコンビニでアルバイトしたいです。

Summer

学校生活も少し慣れてきた6月には、第1回交流会がありました。私たちの学校には「留学生友好会」という留学生を支援する会があり、その友好会のみなさんが1年に3回交流会を開いてくれます。三原市の伝統的な踊り「やっさ踊り」をみんなで踊ったりして、楽しい一時を過ごしました。また、この頃は地域のみなさまとの交流会やイベントにお招きいただくことが多いです。ブログにのせていますので、読んでください。夏休みに入る前に、留学生友好会のホストペアレンツの方に暑中見舞いを書いて送ります。日本の夏の季節の習慣ですね。
夏休みは7月中旬から8月中旬まで1ヶ月ほどありますが、成績や出席率が低い場合は、補習授業を1週間ほど受けなければなりません。
夏休みはアルバイトを1日8時間することができます。アルバイトをしたい人は補習を受けないようにしなければならないです。そのためには週間テスト(毎週月曜日実施)で合格点をとらなければなりません。夏休みも終わりに近づく頃、三原では花火大会が行われます。学校の4階テラスから花火がよくみえます。日本の花火はとてもきれいです。動画をFacebookにのせて、国の両親にみせてあげます。勉強とアルバイトの両立は大変ですが、楽しいこともたくさんあるので、夏休みが終わっても頑張ろうと思います。

Autumn

10月生が入学してきます。1.5年コースの人たちです。私たち4月生は2年間日本語を勉強することができますが、10月生の人は1年と半年です。でも4月生と同じN2やN1の取得を目指すので、4月生より大変だと思います。
このころになると2年生は次の学校への進学のために進学説明会に出たり、オープンスクールに参加したり、模擬試験を受けたりと何かと忙しいです。学校のイベントも第2回 留学生友好会交流会だけとなります。第2回は学校内で行われ、私たち留学生が国の料理をつくって友好会のみなさまに食べていただきます。中国は水餃子、ベトナムは春巻き、バングラデシュはカレーなど、それぞれ自慢の国の料理をつくります。
12月の日本語能力試験が終わると少し時間が取れるようになり、休日を楽しむこともできます。

Winter

友だちの中には「冬」というものを初めて経験するという人も多いです。雪が積もるととてもうれしいです。2年生は卒業に向けて忙しい時期です。2月には企業見学が実施され、マツダの自動車工場を見学にいきました。校内スピーチコンテストもあります。そんなこんなで、3月の卒業まであっという間です。日本式の卒業式はちょっと緊張します。卒業式が終了すると「留学生友好会」の方々が、その年の最後の交流会を開いて、卒業生を祝福してくださいます。日本に来て大変だった日々を思い出して、頑張ってよかったとつくづく思います。でも、これで終わりではなく、やっと目標に向けてスタートをきれた程度ですが、三原の生活は日本で初めてのことだらけだったので、いつまでも忘れられない思い出です。

I will continue to do my best.